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亥里庵::日録


2004-12-03 公務員 [長年日記] この日を編集

Bibliothéque François Mitterand

今日は、国立図書館に行って来ました。

もっと早くに行くつもりだったのですが、微妙に遠いのでなかなか足が向かわず、結局今頃に。とりあえず利用証を作ったのですが……どこの国でも公の機関って微妙な人も働いてますね。

とりあえずMétroで一本ですし、規模も大きいので、これからは積極的に利用しようと思います。


2004-12-08 習慣 [長年日記] この日を編集

散策

そう思います。一度休んでしまうと再開しても続けるのがめんどくさくなったり……。

他の人のBLOGや日記もたまに見るのですが、続いてる人はもともと日記を書いてる人だったりしますね。紙に書く日記というと中学生時代に「生活の記録」というのを義務的に書かされてた思い出があります。「とくにかわったことなし」とか「昨日と同じ」みたいなのが何日も続いてたりするのですが。

ちなみに更新を停止してたのは昨日も書いたとおり、指導教官がParisに来ておもてなしをしたためなのですが、3日間でいろいろと巡りました。

日曜はBastilleで、1800年代に創業したというBrasserie(ちょっと不確かですが、たぶんここだと思います)で昼食をし、St-Louis島〜Cité島のNotre-Dame近辺を散歩しました。

月曜は午前中は大学関連の用事を済ませ、夜はAlain Ducasse氏が経営するイタリア料理店Il Cortileでおいしい夕食をごちそうになりました。

火曜はInvalidesの軍事博物館を見学しました。Napoléonの棺があります。そのほかにも中世の甲冑から第二次世界大戦の兵器までいろいろな軍事関連資料が展示してあります。


2004-12-10 12月も10日過ぎて [長年日記] この日を編集

ネット通販

異国生活で、微妙にストレスがたまってきたのか、Amazon.comでたくさん本を買ってしまいました。クレジットカードはこわい。実家に送付するようにしたので、帰国後も大変だ。

Tags: 日常

2004-12-15 セレクトショップ [長年日記] この日を編集

高すぎ

今日は語学学校のあと、買い物に行ってきました。買い物といっても買ってないのですが。

Les Halles近くのRue Etienne Marcelを中心に見ました。セレクト系の店を中心にいろいろあるのですが、とりあえず高すぎ。っていうかそれ以前に入りにくい・・・でっかい警備員さんいるし。

ちなみにこの通りにはKABUKIとかKokon Tozaiとかいう名前のセレクトショップがあり(日本とはあまり関係なさそう)、さらにはYohji YamamotoやCOMME des GARçONSなどもあって、日本っぽい……ということはあまりないです。

ちょっと離れたところにはagnès b.もあります。ちょっといいなと思ったコートがあったのですが、1200ユーロ・・・

夜は、日本人ピアニストの無料コンサートに行き、夕食は、1896年創業というChartierで食べました。内装は創業当時からのものらしいです。前菜にはエスカルゴを食べました。カタツムリと思うと身構えてしまいますが、食べてみると普通の貝と一緒です。磯のにおいがしない分、そういうのが苦手な人は逆に食べやすいかも。


2004-12-19 小旅行 [長年日記] この日を編集

アルザス

2泊3日の日程で、ドイツ国境地方、Alsaceを旅行しました。AlsaceはNoëlに力を入れていて、この時期は、いくつかの街でMarchés de Noëlクリスマス市が開かれています。

Gare de l'Estを8:04に出発する列車で、一路Strasbourgへ。あいにくの寒波で車窓の外は雪模様でした。約4時間かかってStrasbourgに到着。駅前にはGrande roue観覧車が設置されていましたが、オープンタイプなので乗ってる人はほとんどなし。Strasbourgを含めたAlsace地方は、ドイツ領になったことも何度かありますし、文化的にもドイツの色彩が濃いです。食べ物もしかり。

ということで、お昼に食べたのがSauerkrautではなくchoucroute。Vin blanc=白ワインもおいしいです。

Office de Tourisme de Strasbourg Strasbourg, Capitale de Noël


2004-12-20 小旅行その2 [長年日記] この日を編集

コルマールとミュールーズ

この日はうって変わって晴天。しかし、こういう日は寒い。 Strasbourgから電車で30分ほどの街ColmarとMulhouseへと足を延ばしました。こちらでもMarché de Noëlが開かれています。

Colmarで、サーモンと白ワインで昼食。Musée d'UnterlindenでHansiの企画展示を鑑賞。Alsace地方の子供たちを描いた絵で有名です。表情がかわいらしい。その後、Mulhouseに移動し、MarchéでVin chaudホットワインを飲んだり、Musée de HistoriqueでMulhoseの歴史を学びました。

夜はStrasbourgに戻り夕食。

Office de Tourisme de Colmar  -Guide de Noël Office de Tourisme de Muluhouse VINS d'ALSACE


2004-12-21 小旅行その3 [長年日記] この日を編集

フランスのなかのドイツ

Alsaceも最終日。Strasbourgを観光。残念ながらCathédrale Notre-Dameは凍結のため上れませんでしたBarrage VaubanからPetite Franceの街並みを眺めたりしました。

使われる言語はもちろんフランス語ですし(ドイツ語も通じるようですが)、Cathédrale Notre-Dameがあったり、Galeries Lafayetteがあったりするところは、フランスだなぁと思うのですが、やはり全体的にはドイツ文化圏という感じがします。Tramが走っているところも・・・(Tramはヨーロッパのあちこちで流行っているみたいです)。

午後はMusée d'Art Moderne et Contemporainで近現代美術を鑑賞。常設展もそれなりの人の絵を所蔵してますが、企画展が結構面白かったです。同志社大学でも英語を教えてたという米国人James Lee Byarsの展示をしてました。ちょっと「具体」あたりと近い感じです。

そうこうするうちに帰りの電車の時間が迫り、駅へ。MünchenからParisまでの列車で、乗った車両はDBのものでした。こういっては何ですが、やっぱりSNCFよりDBのほうが清潔感あるし、イスもリクライニングがあっていい感じでした。


2004-12-22 クリスマス [長年日記] この日を編集

Noël

朝のバスに人が少ないです。

本日で、語学学校は冬休み。しかし、12月、1月とも実質3週間しか授業期間はないのですが、4週間コースの授業料を払っている気がします。損してるような……

ところで、この時期のParisもイルミネーションでとてもきれいなのですが(イルミネーションでもしなけりゃ楽しみがないのかもしれません)、やはり観光なら夏の終わりから秋口が最高です。20時すぎまで明るいし。


2004-12-24 観光案内 [長年日記] この日を編集

Le tourisme (1er jour)

観光案内一日目

バスティーユ、マレ、ポンピドゥです。

Place de la Bastille〜

まずMétroでBastilleに行き、革命へ思いを馳せたあと、Le Maraisに行くつもりが方向を間違えて、Gare de Lyonのほうへ出てしまいました。そこからViaduc des Artsのほうへ。ここは旧鉄道の高架下を利用したBoutiquesやArtisansがあり、散策になかなかいい場所です。ふたたびBastille にもどりOpéra Bastille (par Carlos Ott)を撮影。OPÉRAにあるPalais Garnierとはまったく趣が違います。

Le Marais

16〜18世紀の貴族の館が多く残る地区です(あと同性愛の街)。

Rue St-Antoineを西へ。Place des VosgesでMaison de Victor Hugoなどを見る。中にも入れそうだったのですが、反応がないのであきらめました。Église St-Paul - St-Louisを見て、北へ。Htel de LamoignonとMusée Carnavaletも外から見て、とりあえず食事。名前忘れましたが、この昼食をとったCafeが雰囲気が良かったです。開いてるか微妙だった Musée PicassoはNoëlで休み。

Centre National d'Art et de Culture Georges Pompidou(par Renzo Piano et Richard Rodgers)

Hôtel de Soubiseを過ぎて、やってきたのはCentre Pompidou。とりあえず外観からアホっぽさがあっていいです。このなかにあるMusée National d'Art Moderneが一応本日のメインということになります。ここには、20世紀初頭のFauvismやCubism、Surréalismeから、POP- Art、さらには現代美術的なやったもん勝ちの作品まで、いろいろとあり、楽しいです。Le CorbusierのUnite d'habitasionのモデルがみられたのが収穫。Tom Sachsによるものはみたことあったのですが。でもやはり実物がみたいです。Marseilleにあるのが一番完成度が高いらしいですが、ちょっと遠い。Villa Savoyeはわりと近いので見に行く予定です。

ハナシがずれましたが、Centre Pompidouのあとは、ちょっとだけ北に行ったところにある(夜だからか、あまり雰囲気はよくない場所でした)Le Défenseur du Tempsのモニュメントを鑑賞。

Les Halles

つづいて、Les Hallesへと向かい、La Fontaine des Innocentsをみて、Jardin des HallesからForum des Halles、Bourse de Commerce、Église St-Eustacheなどをみて、最後は地下鉄でChamps-Élyséesまで行って終了。


2004-12-26 観光案内2日目 [長年日記] この日を編集

Le tourisme (2e jour)

今日は、Busを使ってみようということで、近くのバス停からLigne 82でJardin du Luxembourgへ行くことに。しかし、休み期間だからか、なかなかバスが来ない。

なんだかんだで着いたので、公園内を散策して、Palais du Luxembourgを見る。そこからÉglise St-Sulpice方面に歩き、さらにÉglise St-Germain des Prèsへ。そこからさらに北進して、École des Beaux-ArtsとInstitut de Franceを見る。そこからLa Seineを西へ進み、Musée d'Orsayへ到着。本日のメイン。

元々駅だった建物で、大時計などに面影があります。収蔵作品などは、ガイドブックにゆずるとして、DegasのDanseuseを描いた一連の絵が印象に残りました。しかし、美術知識が乏しいので、石澤アナのナレーション(世界美術館紀行)がほしいところです。

Orsayを出たあとは、西へ進み、Palais Bourbon (Assamblée National)、Hôtel des Invalidesを遠目に見て、Pont AlexandreIIIを渡って、Rive Droiteに入りました。そこから、Grand PalaisとPetit Palaisの間を抜けて、Champs-Élyséeを東に向かい、Place de la Concordeへ。Obélisqueを横目に見てHôtel de Crillon横の通りを北進し、Palais de l'Élyséeを見に北西へ。もっと近づこうとしたら、お巡りさんが出てきて注意されそうになりました。そこからは、急ぎ足でLa Madeleine〜Opéra Garnierと見て帰路に就きました。


2004-12-29 観光案内 [長年日記] この日を編集

Je prends un rhume

25日から姉が来て、二日ほど観光案内したら、見事に風邪をひきました。二日休んで、今日から再び観光案内です。

今年は、風邪と共に去りぬ……

ということで、27、28日は風邪でダウン。

姉は、27日はLouvreを中心に、Opéra界隈で買い物、28日はMontparnasseとTrocadéroやPalais de Tokyoなどを見たようです。Palais de TokyoのLe Musée d'Art Moderne de la Ville de Parisは閉まっていたようで残念がっていました。

フォンテーヌブロー

Louvreとともに姉が行きたいといっていたFontainebleauまで出かけました。Gare de LyonからRERで約1時間。Gare de Lyonで若干手間取りましたが、何とかGare de Fontainebleau -Avonに到着。

まず、BusでOffice de Tourismeまで行き、地図やガイドをもらいました。昼を過ぎていたので、まずは腹ごしらえということで、ガイドに載っていた伝統料理が食べられるという店へ。Alsaceの料理なんかも出すみたいです。

そして、Château de Fontainebleauへ。まずは宮殿の中を見学。中世から18世紀まで継ぎ足し継ぎ足しされてきたものなのだとか。また、Napoléon 1erもこの地を愛したそうです。庭園のほうは、Jardin Anglaisは閉まっていたのですが、Parterre、Jardin de Dianeなど大変すばらしかったです。次の日に行ったVersaillesほど混み混みでもなく、快適です。本当は、La Forêt de FontainebleauやBarbizonのほうまで足を延ばせればよかったのですが、ちょっと遠いので断念。

帰りは街の中を見ながら、駅まで歩きました。

Parisに戻ってからは、Pont de Grenelleのたもとにある、お台場にも来ていたLa Statue de la Libertéをみて、La Maison de Radio Franceをみて、地下鉄に乗ってGrands Boulevardsへ。内装が1896年の創業当時のままというChartierで夕食。EscargotとCanette。


2004-12-30 バラは気高く咲いて [長年日記] この日を編集

ベルサイユ

姉は、あとはMontmartreに行きたいといっていたのですが、せっかくParisに来たのなら、Versailleも行っておこうということで、行きました。

僕の計画では、宮殿の外観と庭園だけで、さっさと帰り、残りをMontmartreにあてようと思っていたのですが、行ってみるとなかなかそういうわけには行かず。

ParisからVersailleはRERの近郊線C5で終点Versaille-Rive Gaucheまで約30分ほどでつきます。しかし、その近さもあってか、観光客で混み混み、Château de Versaillesの入り口には長蛇の列が・・・とりあえず、宮殿の外観を眺め、庭園を見てみようということで、庭園へ。いわゆる庭園はわりとすぐ、見終わる規模なのですが、姉がTrianonのほうもみてみようといいだし、行くことに。徐々に時間は過ぎていく・・・

Louis XVIが花束代わりに贈り、Marie Antoinetteが愛したPetit Trianonは、Le Hameauという村里・農場などがあり、素朴な雰囲気。Grand Trianonは、大理石づくりで優美な感じです。

宮殿に入るかどうかが、問題だったのですが、けっきょく並ぶことに。たしかにすごいのですが、人大杉。と、つい2ch用語を使ってしまいましたが、やはりLes vacancesには観光地はやめといたほうがよかったかも・・・

とりあえず、この日はこれだけになりました。

Montmartreは、最終日の午前中に姉がひとりで見物に行きました。


2004-12-31 大晦日 [長年日記] この日を編集

Bonne anée!

フランス時間では、2004年は、まだ10分ほど残っておりますが・・・

この日記を読んでくださっている方々、旧年中は大変お世話になりました。

本年も引き続き、仲良くしてやってください。

姉は6時間ほど前に空港まで無事に送ってきました。来ている間は、体調が悪かったこともあり、大した案内もせず、不機嫌な対応を取ってしまいました。帰ってしまってから後悔の念。

ひとりぼっちの年越しなので、盛り上がるというウワサの街に繰り出そうかと思いましたが、ひとり静かに2005年を迎えるのもまた良いかと思い、部屋にいます。少ししたら外に出るかもしれませんが……

2005年が良い年でありますように。


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