亥里庵::日録

■ 残り24日間

計画を軽く立ててみた。

あまりすることはない……観光だけはしようと思う。

■ ナント！

なんと！というほどでもないのですが、後輩とともに、Nantesで在外研究中の先生を訪ねました。

TGV初体験。しかもなぜか1等のほうが安かったので（変更不可・払戻不可のチケットだからなのですが）、1等車に乗りました。1-2列シートで広々です。でも、ずっと進行方向と逆向きに座らされたので（こちらのイスは日本の新幹線のように反転しないようです）微妙でした。

ナントは天気も良く楽しめました。規模も日帰りにちょうど良いくらいです。

しかし帰りも再び背中方向にTGVは進んでいきました・・・

■ Je me suis promené

今日は、Parisを散歩しました。買い物も兼ねて。観光できるのも残りわずかですからね。

あまり見てなかったl'île de la Citéからl'île St-Louisを経て、l'hôtel de villeパリ市庁舎に行き、向かいのBHVでバッグを購入。ちなみにParisは現在SOLDES、バーゲン中です。半額くらいでソフトの旅行バッグでコロコロがついてて、機内持込可くらいのを買いました。これで荷物はなんとかなるでしょう。それから荷物の重さはかるために、体重計19ユーロ、これ経費として請求したらまずいだろうな・・・寄付するか。

そこから、裏道なんかを探検しながら、Louvreへ。外からだけ見て（あーあ、けっきょく今回の滞在ではLouvreに入らなさそうな予感。また来るぞ）、Opéra方面へ。クロネコヤマトで段ボール箱を購入。本を送るためのものです。8ユーロ。マジっすか？そして航空便は高すぎるので、船便にする予定。２ヶ月かかるそうです。alapage.frやAmazon.frを使った方がよかったんじゃ・・・なんてことはいいっこなしです。やはり手にとって軽く内容見てから買わないと。それにoccasionで安く買ったのもありますしね。

■ ポルトガル旅行

Lisboa is very good city,

...But

now I think that I want to go back to JAPAN

In Paris, I had never thought so...

リスボンに到着し、ホテルにチェックイン後に乗ったトラムでスリ集団に狙われました・・・気づいたらリュックのファスナー全開。幸いとられた物はありませんでした。ロシオ広場周辺気をつけましょう。

観光したのはジェロニモス修道院、発見のモニュメント、ベレンの塔など

大西洋に沈む夕日はステキでした。

夜はエレベーターからの展望やファドを楽しみました。ファド、じゃっかん贅沢・・・

■ 最西端

今日は、列車に揺られシントラへ。街全体が世界自然文化遺産に指定されている美しいところです。

ムーア人の城跡、シントラ王宮、宮殿などを観光。

体調崩しました。お菓子に使われていたタマゴが原因か？？？

それからユーラシア大陸最西端ロカ岬へ。インフォメーションでしばらく横になり、大西洋に沈む夕日を眺めました。

■ ポルトへ

リスボンはやや危険な感じでしたが、ポルトはいい感じです。

昨日はユーラシア大陸最西端のロカ岬などを見ました。ちょっと体調を崩しました。

今日は、ポルト市内の観光をしました。長崎の姉妹都市だそうです。

裏界隈みたいなところを抜けて、ドウロ川沿いに出ました。ドイツ人のツアー客の貸し切りドウロ川クルーズ船にこっそり紛れ込みました。ドイツ語の解説に四苦八苦しつつもポルトガル語よりはわかるかなーみたいな。ドウロ川にはいくつか橋が架かっているのですが、船上からみるとまた違った趣。

サン・フランシスコ教会なども見ました。

■ ポルトワイン

ポルトを観光できました。初日に危険を感じましたが、徐々に楽しんできてます。

今日はSANDEMANというポルトワインの蔵を見学してポルトワインのテイスティングをしました。

■ retourner à paris

無事にパリに戻りました。

パリも異国とはいえ、何となく安心感があるから不思議です。

ポルトガルも初日にちょっと危険な目に遭ったのと、２日目、３日目に体調崩した以外は至って快適で、楽しんできました。遺産とか街並みとかとても素敵でした。

日本からは行きにくい（直行便がない）ので、この機会に行ったのは正解かもしれません。

ちなみに５日目はポルトからコインブラに行き、コインブラ大学などを観光して（改装中でした）しばらく滞在したあとリスボンに戻りました。リスボンで１泊して、最終日はコルクのお店などを見て、空路パリへ。

■ いよいよ帰国

ここ数日は、日記がバタバタ状態ですが、いよいよ帰国日となりました。

昨日は、パリの散策。ルーブルに入り、凱旋門にのぼりました。凱旋門のうえから夜のパリを見たら、やっぱりもう少しいたくなりました。でもまた来ることもあるでしょうし、無事に帰ることが一番です。

荷物は確実にお金を取られそうな勢いです。っていうか空港まで持っていけるかということと、成田からが死ぬんじゃないかという説があります。でもがんばるしかありません。

ポルトガル旅行記と日記の仕上げは帰国後に。

À bientôt !

Au revoir, Paris !!

■ 帰国しました

最終日は雪。

道は渋滞、空港バスもルート変更で空港までの道のりが大変でした。荷物も大変でした。飛行機も雪や外気温の問題で遅れたり……どうせならキャンセルになればなぁ。そうなっても空港泊とかではつらいのですが。何はともあれ無事に帰国できてよかったです。

日記、仕上げました！

帰国して徐々に日本での日常に染まっていくと、パリでの生活が遠い昔のことのように思えてきます。というより、現実だったのかなぁ……みたいな。でも写真を整理しているうちにいろいろ思い出してきてまた行きたくなりました。