月曜日が安いところでやっていたので、観て来ました。
木村多江はやはり薄幸な役どころが似合います。リリー・フランキーの飄々とした演技もよかったです。このふたりが演じる夫婦の十年間を描いています。
リリー・フランキーが法廷画家の役なので、実際の事件をモデルにした法廷シーンなども出てきて、あー、あの事件からもうそんなになるんだといった感慨を覚えました。
ただ、勝手な予想で、もう少し軽い話かなと思っていたのですが、けっこう重い内容で、ブルーになりました。ちょっとタバコが出てきすぎの感も。最後はハッピーエンドでホッとしました。
劇中の法廷画は、リリーさん本人が描いたのかどうかが気になります。